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ご存じですか？『規格住宅』

ご存じですか？『規格住宅』

2024.06.16

カテゴリー：: 家づくり基礎知識

皆さん、こんにちは。

ひろしまの家相談カウンターの大野です。

今回は最近ぐんと増えてきた『規格住宅』についてお伝えしたいと思います！

早速ですが『規格住宅』というものをご存じでしょうか？

規格住宅とは、ハウスメーカーや工務店などの住宅会社が事前に用意した「規格」に沿って建てる住宅のこと。

具体的には、間取りや設備、外観や内装…といった条件を一定の規格の中から自由に選んで組み合わせていくという感じです。

決まった規格といっても住宅会社によって多種多様なプランがあります。

また住宅会社によっては「企画住宅」と書かれている事もありますよ。

規格住宅は、今までの注文住宅に比べて設計の自由度が低い分、高品質でありながらローコスト・短期間で家が建てられるという特徴があります。

また最近は、新商品が出てきたり、今までの商品がアップデートされたり、おしゃれなデザインの規格住宅もあるとあって、とても人気が高まってきています。

◆こんな方におススメ！

規格住宅は、住宅建築費用を抑えたいという方はもちろん、自由設計住宅のように一から全て決める必要がないので、選択肢を用意してもらった方が決めやすい、という方におすすめです。

どの間取りやデザインも、設計士がきちんと考えたものですから安心感もあります。

打合せ回数もグッと減らせるので、家が出来上がるまでの期間も短くなりますよ。

なので、ある程度自分の好みや希望も入れながら、費用を抑えた高品質な住宅を、手間を省いて短期間で建てたいという方にピッタリです！

◆規格住宅のメリット

・費用が抑えられる

規格住宅の費用相場は、注文住宅と建売住宅の中間ほどの価格になります。

選択肢の中から選ぶ形なので、予め住宅会社が大量仕入れするなどして価格を抑えた建材・資材が活用でき、設計や構造計算の費用も抑えられます。

また初めから価格が表示されているので、値段交渉も不要ですし、見積もりが上がってくるまでドキドキすることもなく資金計画も立てやすくなります。

注文住宅と規格住宅のどちらも対応している住宅会社では、その坪単価の差が20～30万円程度である事が多いです。

・間取りなどの安心感

用意されたプラン(間取り)などは、設計士がしっかり考え抜いて作られたものですし、今まで実際に作られたことのある家である事が多いので、イメージしやすく安心感があります。

・打合せ回数が少なくて済む

自由設計と比べて考える事が少なく決めやすいので、打合せ回数が少なくなります。

また、家を建てる工程や作業効率も上がる為、結果短期間で家を建てる事ができます。

これなら希望の入居時期に間に合うかもしれませんね！

◆規格住宅のデメリット

・自由度が低い

決まった仕様や間取りから選ぶので、どうしても自由度は下がってしまいます。

こだわりのある家や個性的な家を希望される方には向いていないかもしれません。

選択肢がどこまであるのかは、住宅会社によって違いがあります。

またその"規格"も住宅会社によって個性があるので、自分の理想に近い"規格"の住宅会社を選びましょう。

・土地によって左右される

予め決まった間取りを当てはめるので、土地の形や方角によっては希望の間取りが選べなかったりします。

規格住宅といっても、その「規格」は住宅会社によって色々です。
とってもオシャレだったり、吹き抜けや広い土間があったり、自然素材を沢山使っていたり…
平屋や3階建ての規格住宅もありますよ！

自由設計の注文住宅に比べると自由度は低いですが、自分の好みや希望も入れながら、費用を抑えた高品質な住宅を、手間を省いて短期間で建てられる『規格住宅』。
土地とセットで販売される建売住宅と比べると、仕様も建てる場所も選べますよ！